第197回学術集会のご案内


 第197回の学術集会は現地開催+オンライン参加が可能なハイブリッド開催で行います。

 日時:2024年12月1日(日)10時00分より
 会場:埼玉県県民健康センター2階大ホール
    (埼玉県さいたま市浦和区仲町3-5-1)
    詳細はプログラムをご確認ください

  • ※1)オンライン参加では専門医の学術集会参加単位を取得することはできませんのでご注意ください。
  • ※2)オンライン参加のURLは、ページ下部のリンクから入れる会員限定ページに、当日の8:30に記載します。
 時間  内容(詳細はプログラムをご確認ください) 
9:15 - 10:00役員会
10:00 - 12:00一般演題
12:10 - 13:00ランチョンセミナー
13:10 - 14:10特別講演
14:20 - 16:00一般演題

RSウイルス流行監視WGより


 RSウイルス感染症は少し落ち着いてきました。埼玉県の定点報告では10月29日現在、0.24となっていますが、地域差があるようです。ワーキンググループ(WG)から情報をお伝えします。

  1. 11月でシナジスあるいはベイフォータス投与を終了する病院も多いと思います。2月まで投与するかどうかは各地域の流行状況が異なることから各病院の判断に任せますが、シナジスでは8回投与は順守してください。
  2. ベイフォータスは150日間は最低効果がある1)と考え、その投与から次回投与(シナジスあるいはベイフォータス)までは150日以上空けてください。
  3. シナジスを2月まで投与した場合、3月は休薬して4月に2シーズン目としてべイフォータスあるいはシナジスの適応がある場合は投与が可能と考えます。
  4. 従来通り症状詳記の記載を御願いします。
  5. RSV抗体製剤は2種類ありますので適応の違いをしっかりと確認して、間違いのないように投与してください。

1)20240904Nirsevimab_GL_QA.pdf

埼玉県RSウイルス流行監視WG 2024年11月1日
大山昇一、國方徹也(文責)、小島拓朗、小林敏宏、菅沼栄介、清宮綾子、側島久典、 細野茂春、峯眞人、森脇浩一

埼玉県小児保健協会第100回記念研究会開催のご案内


 埼玉県小児保健協会主催の研究会が、本回で100回目を迎えることになりました。
 ここまで続けることが出来ましたのも、多くの会員や関係の皆様のご支援やご協力の賜物と心から感謝申し上げます。
 第100回研究会を記念し、今回の研究会では埼玉県小児保健協会のこれまでの歩みを振り返るとともに、本会が最も重きを置いてきた乳幼児健診について、来年度から各自治体において実施が予定される、「1 か月健診と5歳児健診」 について以下のテーマで開催することといたしました。
 本内容については、出来るだけ多くの関係の皆様に情報を共有していただきたく、現地と Web でのハイブリッド開催を計画しております。
 是非多くの方の参加をお待ちしております。

(埼玉県小児保健協会会長 峯 眞人)

日本小児科学会主催のJPLS(小児診療初期対応)コースの開催について


日本小児科学会埼玉地方会会員各位

 当コースは「防ぎうる心停止から子どもたちを守る」ことを目的として、日常診療での危険の認知と早期対応を実践形式で学ぶ研修コースです。
 病院小児科で勤務されている先生方はもちろん、診療所やクリニックで勤務されている先生方により研鑽をお積みいただける内容となっております。
日本小児科学会会員の小児科医であれば、どなたでも受講可能です。
 また、本コースを受講されますと「小児科専門医(新制度)更新単位ⅲ)小児科領域3単位」を取得いただけます。

  日時 :2025年1月12日(日)9:00~17:00 ※遅れての参加や途中退席不可
  場所 :地域医療教育センター(埼玉県)
  対象 :日本小児科学会会員のすべての小児科医
      (開業医、勤務医/小児科専門医を目指す学会員、初期対応を学び直したい学会員)
  参加費:20,000円(昼食代込)

※別途コーステキストとして「JPLSガイドブック」(へるす出版)を使用いたします (へるす出版ホームページ等からご購入ください)。

こちらのリンクからお申し込みください(応募締切は10月12日です)。

埼玉県RSV流行監視WGからのお知らせ~ベイフォータス®投与に関して


 RSVの流行はやや落ち着きつつありますが。まだ完全になくなったわけではありません。ベイフォータス®の投与に関しては、2024年5月30日に以下のように発信していますが、問い合わせも多くもう一度確認したいと思います。
 『2024 年シーズンはシナジス®の標準的な投与期間(4 月~11 月)と 同様に、11 月までをベイフォータス®の投与可能期間とします。11 月以降での投与は、地域での流行状況や児の重症化リスクを勘案し、症例毎に投与の妥当性を判断し、その理由等に関するコメントもしくは症状詳記の記載をお願いします』1)
 また、ベイフォータス®に関して、適応を間違って投与されているケースがあるようです。高額な薬剤ですので、もう一度適応を確認してください2)
 小児科学会より「日本におけるニルセビマブ(ベイフォータス®)の使用に関するコンセンサスガイドラインQ&A(第2版)3)が掲載されております。同時にご参照ください。12月以後の投与に関しては情報を再発信していく予定です。
 また、厚労省の疑義照会の返答より、小児科外来診療料において、ニルセビマブ(ベイフォータス®)もパリビズマブ(シナジス®)と同様に算定することになっています4)

埼玉県RSウイルス流行監視WGからのお知らせ ー パリビズマブ終了時期に関して


 8月21日時点での埼玉県のRSV定点報告では0.31です。埼玉県を含め関東地方は比較的流行は少なめですが、現在も他の地域はかなりの流行がみられ、ここ数年の流行パターンとは異なっております。本年2月に連絡したとおりパリビズマブを4月から投与されている施設は、原則11月までの8回投与で終了とします。ただし、5月以後に出生された児に関しては、2月までの間の8回投与も可とします(つまり、5月出生は8回投与の12月まで、6月出生は1月まで、7月以後の出生は2月まで)。3月は休薬期間を予定しています。今後、流行がみられた時にはその時点で再考します。

 パリビズマブは反復投与で重篤な下気道疾患抑制のための有効血中濃度まで上昇し、投与後1か月まで維持することができます。そのため、4週間毎の投与間隔を遵守し軽微な感染症で延期することは避けてください。

2024年8月31日 埼玉県RSウイルス流行監視WG
大山昇一、國方徹也(文責)、小島拓朗、小林敏宏、菅沼栄介、清宮綾子、側島久典、細野茂春、峯眞人、森脇浩一

第196回学術集会のご案内


 第196回の学術集会は現地開催+オンライン参加が可能なハイブリッド開催で行います。

 日時:2024年9月15日(日)10時00分より
 会場:埼玉医科大学かわごえクリニック 6F 大会議室
    (埼玉県川越市脇田本町21-7)
    詳細はプログラムをご確認ください

  • ※1)オンライン参加では専門医の学術集会参加単位を取得することはできませんのでご注意ください。
  • ※2)オンライン参加のURLは、ページ下部のリンクから入れる会員限定ページに、当日の8:30に記載します。
 時間  内容(詳細はプログラムをご確認ください) 
10:00 - 12:00一般演題
12:10 - 13:00ランチョンセミナー
13:10 - 14:10特別講演
14:20 - 15:30一般演題

日本小児科学会主催のJPLS(小児診療初期対応)コースの開催について


日本小児科学会埼玉地方会会員各位

 当コースは「防ぎうる心停止から子どもたちを守る」ことを目的として、日常診療での危険の認知と早期対応を実践形式で学ぶ研修コースです。
 病院小児科で勤務されている先生方はもちろん、診療所やクリニックで勤務されている先生方により研鑽をお積みいただける内容となっております。
日本小児科学会会員の小児科医であれば、どなたでも受講可能です。
 また、本コースを受講されますと「小児科専門医(新制度)更新単位ⅲ)小児科領域3単位」を取得いただけます。

  日  時: 2024 年 9 月 22 日(日)9:00~17:00 ※遅れての参加や途中退席不可
  場  所:地域医療教育センター(埼玉県)
  対  象:日本小児科学会会員のすべての小児科医
       (開業医、勤務医/小児科専門医を目指す学会員、初期対応を学び直したい学会員)
  参 加 費 :20,000円(昼食代込)
※別途コーステキストとして「JPLSガイドブック」(へるす出版)を使用いたします (へるす出版ホームページ等からご購入ください)。

下記HPよりお申し込みください。
https://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=589
応募締切は7月14 日です。

埼玉県RSウイルス流行監視WGからのお知らせ


 2024年はRSウイルス感染対策に関して、大きな変革の年になりました。一つはパリビズマブ(シナジス®)に5疾患群(肺低形成、気道狭窄、先天性食道閉鎖症、先天代謝異常、神経筋疾患)が3月、保険適応疾患に追加されたこと1)、二つ目はRSウイルス重症化リスクを有する児を対象にした長期間作用型のモノクローナル抗体製剤ニルセビマブ(ベイフォータス®)が国内製造販売承認され、 5月22 日に発売されました2)。さらに近日中に移行抗体で乳児を守る妊婦へのRSウイルスワクチン、アブリスボ®が発売予定3)です。

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