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会長挨拶

日本小児科学会埼玉地方会会長就任にあたって

 この度、市橋光先生から引き継いで地方会会長に就任した埼玉医科大学総合医療センター小児科の森脇浩一です。現在の施設には2003年に赴任し約20年になりますが、その前に平成の初め頃にも埼玉県立小児医療センターに3年弱勤務しておりました。このように第二の故郷ともいえる埼玉で地方会会長を努めることになり、身の引き締まる思いです。最近は学術委員会での活動が中心でしたが、小児科医会の森前会長にお誘いいただき医会でも理事を務めさせていただいております。そのような中、県内の多くの先生方とお知り合いになれました。小児科は感染症が重要な対象疾患の一つであること、保健や教育など多職種で連携すべき分野と関連が深いことといった特徴があると思います。そのため、地方会の活動として感染症の流行状況を確認したり、医療的ケア児が通学している学校の支援など、医療機関同士の連携を図ったり、保健や教育の分野との連携を調整することは他科以上に重要と考えます。幸い、埼玉地方会では会員間、医療機関同士の連携はうまくいっていると個人的には考えております。地方会では、ホームページにRSウイルス感染症とCOVID-19入院患者の動向を掲載したり、ニュースレターでいろいろな情報をお伝えしたりするなどといった活動をしてきました。私としましては、この埼玉地方会の伝統を引き継ぎ、これまで培ってきた顔の見える関係を活かして少しでも発展できるよう尽くしたいと考えております。会員の皆様のご協力を是非お願い致します。

2022年7月吉日
埼玉医科大学総合医療センター小児科
森脇 浩一

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