COVID-19入院患者動向調査報告の改定について


前略

 新型コロナウイルス感染症(以下COVID-19)の流行に伴い、埼玉県の小児COVID-19入院患者数を把握し、小児感染者の「重症度の動向」および「入院対応の動向」を調査するため、2020年4月27日から当会ホームページに「COVID-19入院患者動向調査報告」を掲載しております。
 第一波、第二波、第三波が観察される中で、小児のCOVID-19は当初の想定よりも無症状から軽症者が多く、小児の感染の大部分は家族内感染であることなどがわかってきましたが、発熱者の対応が日常的である小児科診療の中で、水平感染のリスクを軽減させるため個人防護具(PPE)の装着を含めた感染対策が求められています。そこで、PCR(もしくは迅速抗原検査)で陽性を確認した入院症例だけでなく、「疑い例」の登録枠を別に設定し、2020年12月14日以降の運用を変更致します。
 引き続きご協力をお願い致します。

草々

2020年12月14日
日本小児科学会埼玉地方会・COVID-19入院患者動向調査WG