イムス富士見総合病院 小児科
根岸 潤
診療体制:当小児科は渕上副院長をトップに、常勤医 12 名(1 名産休中、小児科専門医 10人)で運営されています。日大小児科の医師がもっとも多いですが、医局に属していない先生も複数在籍しています。
外来:午前中は主に一般診療、午後は専門外来を行っています。専門外来は神経・発達、心身症、循環器、腎臓、アレルギー、臨床心理士によるカウンセリングを行っています。近年、神経発達症の相談や起立性調節障害や不登校など心身症としての対応が必要な症例が増え、コロナ禍で拍車がかかりました。神経・発達、心身症、臨床心理士によるカウンセリングの枠を増やしてきましたが専門外来の受診まで時間がかかる状況が続いております。
病棟:小児単独病棟で小児外科と合わせ 41 床を運用しています。うち 12 床でお預かり入院に対応しています。主な疾患は感染症、喘息、川崎病などの急性期疾患ですが、最近はそれらに加え、心身症、摂食障害、アレルギーの経口負荷試験、内分泌負荷試験、被虐待児の一時保護入院、レスパイト入院なども積極的に行っています。
救急:365 日、24 時間体制で小児患者の受け入れを行っています。断らない救急を目指し積極的に救急車の受け入れを行っています。
診療実績:2022 年度は外来延べ患者数 16162 人、入院 1025 人、救急外来 2734 人(救急車908 人)でした。
今後の展望:2024 年 3 月に周産期棟が開設し、当院での出産が始まります。新生児医療への対応にも力を入れていき、将来的にはセンター化を目指したいと考えています。
患児・ご家族に信頼される小児科であるよう、日々努めて参りたいと思います。今後ともよろしくおねがいします。